北海道を代表する酒蔵『国稀』が死んだ。日本酒を作る者として最もやってはいけないことをしてしまった。最早『国稀』に興味を持つことは難しい。元々俺は『国稀』の酒をそれほど好んではいなかったし、北海道LOVE過ぎる俺の親父が必要以上に絶賛していた酒ではあるが、それを盲従させるだけの力がなかった酒だから俺の日本酒ライフ的にはなんの問題も無いのだが、北海道を代表する酒蔵であり、素晴らしい風情と景色を持つ増毛という町で象徴的な存在であった『国稀』がこのような不祥事を起こしたことは悲しいニュースの続く北海道をなんとか盛り上げようとしている人間に確実に水を差した。(実際には純米酒に工業アルコールを差した)
日本酒業界の適当さには美味しんぼが度々警告をしており、最近ではその秋葉原寄り過ぎるセンスで完全にマイナスポイントを持ちながら、それをカバーして余りある面白さと説得力で俺のハートを鷲掴みにした『もやしもん』も美味しんぼとまったく同じ理論で日本酒業界を激しく凶弾していた。
どう考えても時代錯誤な誤魔化しをいつまでも続ける日本酒業界。その根は深く、2008年になってもこの有様。本当に旨い酒を上手く飲む為にはそれなりの知識と信念と自信を持たなくてはいけない。こんな敷居の設け方は嗜好品として明らかな欠点であり日本酒離れを生むだけである。
世界に誇れる酒文化を持ちながら同時に大量の毒を持つ日本酒文化の未来はどっちだ!
一升3000円くらいでそれ以上の価値を持つ酒も山ほどある。生魚もビックリな鮮度を持つ酒、そのスピードとの勝負の酔いどれ生活が俺たち飲ん兵衛を魅了する。ひっく
2008年06月07日
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純米酒に醸造アルコールが混入していた問題。
単純ミスのような書き方だったが、はたして真相は?
少々気になる内部事情。
超辛口で有名な蔵で、道内では確かに千歳鶴のような大手ではないが全国的に名は知れているはず。
もともと純米酒があまり流通していなく、アルコール添加(アル添)した看板商品の辛口酒ばかり見かけていた。
私は、極力純米酒しか飲まない主義で、辛口もそれほど好みではないので興味なしの姿勢であって、飲んだことは無かった。
元来、純米酒はその名のとおり、純粋に米、米こうじ、水のみで醸す酒だ。
数年前までは、精米歩合70%以下とされ、特定名称酒に分類されていた。
これが法改正で精米歩合の制限がなくなり、80パーでも純米を名乗れるようになった。アル添しなければ純米酒になるわけで、大手メーカーはこぞって、低精米の純米酒を安価で発売してきた。
これらは飲んでいないのでいいとも悪いとも言えない。
やはり大手の酒には興味をもてない。
さて、日本酒業界の腐敗。
腐敗の指摘は昭和50年代の昔の話。
その後の地酒ブームで主役になったのは新潟の越乃寒梅。
しかし、そのブームも去って久しい。
日本酒離れは止まらず、ビール・焼酎が幅をきかす。
地酒ブームにより日本酒復興と思われたが、地酒ゆえに流通せず、高値で売買するなど、一般庶民には晩酌に採用されなかったようだ。
そもそも晩酌用は安価であることが最重要であり、安価なものは大手が作る味がなくい、体に悪い工業製品ばかりである。
これでは消費者は飽きてしまい、日本酒離れは加速する。
こうして、細々と良酒を醸していた中小の蔵は廃業していく。
昔、新潟酒はもてはやされたが、最近は売れないという。
県内には100もの酒蔵があり酒王国。
共通して端麗辛口。
少々物足りない気もするが、それは個人の嗜好なのでおいておく。
で、昨日は現場で知り合ったおじさんの家に行って泊めてもらい、土産に地酒「〆張鶴」を二升いただいたのでホクホク顔なのである。
とにかく旨い酒は自分の舌で探すしかないのが現状なのである。
日本酒業界だけでない、酒類業界の腐敗は計り知れないものがある。
だれか暴露してくれないかな?